昨年の冬に蒸篭をいただきました。
それまでは全く蒸篭に興味を持ってなくて
「蒸篭っちゅうもんは小籠包を作るときにしか使わぬもの」と
思っていました。なんだか扱いも難しそうだし。。。
しかし使い始めて2年。
蒸篭の色も良い感じにエイジングして飴色になったこの頃
色々蒸してみたらとても楽しくて、美味しくて、ヘルシーしかも時短の４拍子！
今ではお気に入りの料理道具になりました。もう１段足して現在２段です。
6月〜8月に使うと家の中がほこほこに湿気てしまうので
夏の間は使わずカビないようにしまっているのですが
風が涼しくなっていよいよ秋模様になってきた最近は出番が増えてきました。
今日作ったのは「豆腐」と「ふかし卵」と「ふかし芋」です。
ご興味がある方に向けて記事の一番下にレシピを書いておきました。
材料は豆乳とにがりだけ。家で簡単に豆腐が作れます。（しかも大量）
私、適当人間なので泡潰しません。
上の段で豆腐を作ります。
下の段でふかし卵とふかし芋を作ります。
芋は丸ごと蒸すと30分と時間かかりますので切ってから蒸すのをオススメします。
卵は冷蔵庫から出して冷たい状態からスタート。
蒸し中…蓋のあみあみが愛おしいです。
完成〜〜熱々の豆腐ができました
豆の味が濃いぷるんぷるんの豆腐。
私は熱々の豆腐にだし醤油かけて食べるのが大好きです。
麻婆とかあんかけをかけて食べてもいいかも…
ふかし卵も綺麗にできました。
手前の２個が13分。後ろの２個が10分、ほんのり半熟です。
ゆで卵よりなんだかムチムチ。
じゃがいも無事ほくほくで、じゃがバターにして食べました。
蒸篭って何蒸すの？って思ってたんですが、色々蒸していいんだって知りました。
冷凍ご飯の解凍もできて、もちもちになるので美味しいです。
ハード系のパンも焼くよりもちもちになって
コストコの冷凍したディナーロールもすごく美味しくなります。
野菜やきのこを適当に切って蒸篭に敷いて、お肉を入れて蒸して
好きなタレで食べるのも好きで、お鍋と同じで「寒い季節がきたなあ〜」って感じがします。
蒸篭料理で一番多いのはこの食べ方かもしれません。
夫も蒸し野菜とお肉の組み合わせが大好きでモリモリ食べます。
ちなみタレは塩麹・オリーブオイル・にんにくを混ぜたものがお気に入り。
昨冬は友達とシュウマイを作って食べたりして楽しかったです。
お家で飲茶パーティーにもいいんじゃないでしょうか？
チルドの肉まんやエビ餃子などの点心もすごく美味しくなります。
やっぱり551は蒸篭で蒸したらすごく美味しかったです。フッカフカ！
２段あると３品くらい一気に作れるのでとっても時短になって便利です。
料理の品数増やしたい人にオススメです。
２口コンロだったら１コンロで炒め物、２コンロで蒸篭２段
電子レンジも使えば30分で何品もできます。
今日は料理したくないって時にもいいです。
材料を包丁使わず手でちぎって蒸篭に入れて火をつけて
10分くらいで立派な蒸し料理が完成します。
しかも炒めるより油の摂取量も減って
茹でるより栄養が流れていかないのでヘルシー。
と、蒸篭は買ってよかった最近の「推し料理道具」です。
私は東急ハンズに売っている21cmのものを使っています。
蒸篭の選び方についてはこちらサイト「マイズ」さんのページが詳しいです
上の写真で作った料理のレシピ
【蒸篭料理の前準備】お鍋にお湯を沸かす。蒸篭をさっと濡らしておく。
注意点：蓋を開けるとき熱いので手を火傷しないように。
火を強くしすぎると燃える可能性があるので鍋から漏れないような火で。
「豆腐」
無調整豆乳…350ml
本にがり…3.5ml = 小さじ2/3くらい (豆乳の量の1%)
＊厳密に計らなくても失敗は少ないです
１、冷蔵庫から出したばかりの豆乳を器に入れる
（私は蒸篭に蓋ができるサイズのガラスの保存容器や小鉢などを使っています）
２、豆乳ににがりを入れてスプーンなどで静かに混ぜる
３、お鍋にお湯がボコボコ湧いた状態で蒸篭を置いて、豆乳が入った器を置く
（器に蓋はしなくても大丈夫です。熱いので注意）
４、蒸篭の蓋を閉じて強火で10分、弱火で10分、火を止めて10分
５、出来上がり！
「ふかし卵」
卵…お好きな個数
氷水…ボウル一杯。冷やす用
１、冷蔵庫から出したばかりの卵を蒸篭に入れる
２、お鍋にお湯がボコボコ湧いた状態で蒸篭を置く
３、蓋をして10分〜13分
（10分でほんのり半熟。13分で半熟部分なし。卵の状態と大きさにもよります）
４、火を止めて卵を氷水に入れて、冷えるまで待つ。
５、殻をむいて出来上がり！
「ふかし芋」
じゃがいも…お好きな個数
１、蒸篭にクッキングシートを敷く
２、じゃがいもを入れる
３、30分くらい蒸す。竹串がスーッと入ればOK
４、出来上がり！
じゃがいもを4等分に切って入れるとより時短になります
（多分15分くらい）